社員対談

同じ事業本部で働く上司(中途社員)と部下(新卒社員)。エス・エム・エスでの働き方と働きがい、理想とする人物像を探る。

塩﨑

介護事業本部
介護キャリア事業部
部室長

塩﨑 雄一郎

Yuichiro Shiozaki

2008年度 中途採用入社

中道

介護事業本部
介護メディア企画グループ
グループ長

中道 学人

Manato Nakamichi

2014年度 新卒採用入社

しっかりとした戦略を示せば、新入社員でも仕事の進め方を決められる。

中道

塩﨑さん、あらためてこんにちは。新卒1年目から一緒にお仕事をするようになって3年目ですね。

塩﨑

そうですね。中道さんが入社した当時は、僕はあるサービスの責任者として、戦略立案から営業、集客の設計と、施策の実行を担当していました。エス・エム・エス(SMS)での事業経験を通じて、ウェブを活用した集客の知見を持っていたので、ほかの部署にいた中道さんにアドバイスをすることになりました。

中道

僕は当時、塩﨑さんとは別の上司のもとで働いていました。創業当初からつづいている事業の集客責任者として、利益を2倍にするという目標を持っていました。全体的な戦略を考えていたタイミングで、ウェブマーケティングに関する意見をいただきたくなり、塩﨑さんに相談することになりました。

塩﨑

その当時、中道さんは自分のこだわりというか、方針を強く持っていましたね。リスティング広告の運用方法についても、自分の考えどおりに設計したい意志を感じました。

中道

はい、実際に多くの部分を自分で設計させてもらいました。入社してすぐに考えた施策は、主に2つありました。ひとつはランディングページのCVR(コンバージョン率。問い合わせ、資料請求、来店予約などの申し込み率が代表的)を改善する施策で、もうひとつは評価指標の設計です。前者については設計どおりに進めて、成果を出すことができました。一方、後者については、そもそも僕が提案した手法で分析を行う必要があるのか、結果を見てみないとわからない点が多く、上司と相談して実際にやってみることになりました。

塩﨑

実施してみた結果、どうなったのでしょうか?

中道

明確に数値が把握できるようになったのですが、その結果、困ったことが起きました。改善の余地があるはず、と注目していたポイントに、実は改善の余地がないことが判明したのです。 このように結果については芳しくなかったのですが、自分の納得がいくまで施策を実行させてくれたことで、以降の分析手法を考えるための大きなインプットが得られました。

機会を得ることが、成長のための大切な要素のひとつ。

塩﨑

10年程度つづいている事業の利益を2倍にする、という目標自体がとても高かったと思います。やはり、最初から順調ではなかったのでしょうか?

中道

そうですね。まったく順調ではありませんでした。当時の僕がかなり自己中心的で、視野が狭かったからだと思います。

塩﨑

結果的に、中道さんは目標を大幅に上回る成果を出し、2年目からはマーケティングの責任者となり、役割が拡大しました。3年目となる現在では、複数の事業のメディアについて、戦略立案と実行に責任を持つ立場です。当時のような自己中心的な考え方では、いま任されている仕事を行うのは難しかったのでは、と考えます。何かしら自身に変化が起きたと思うのですが、ターニングポイントは何でしたか?

中道

入社して2年目の経験です。1年目は「とにかく利益を上げる」という目標に向かって突き進んでいました。しかし、2年目は戦略を描いて実行する立場になり、より高く広い視座が求められるようになりました。いっそう大きくて難易度の高い機会を与えられたことにより、全社の戦略と担当事業のつながりがリンクしてきました。このころから、戦略・人材・オペレーションの融合という、経営を行うプロセスが理解できるようになり、楽しくなってきました。

塩﨑

自身の成長を振り返ってみて、ひとつひとつのスキルを身につけるように育てられた、という感覚ではないですよね?

中道

はい、育成されたというより、機会が与えられたことで、理解ができるようになった、という印象です。

塩﨑

成長するためには、大きな機会を経験することが、重要な要素のひとつだと思います。もちろん、成長のためには、機会がすべてではなく、ほかにも重要な要素がいろいろとありますが。

上司と部下の関係はいろいろ。任せたほうがよい人は、上司からの関与を最低限に。

塩﨑

現在、僕と中道さんは上司と部下という関係です。正直にいってもらうと、僕と仕事をしていてどうですか?

中道

すごく自由に感じます。

塩﨑

そう感じるかどうかは、人によると思います。中道さんは、ある程度、自由にやらせておけば、壁に当たった時に自分で思考して、改善策を見つけていくと考えていました。そこで、入社2年目でマーケティングの責任者となり、僕の部下になった後も、こちらから強く関与することをあまりしませんでした。

中道

一緒に仕事をしながら、塩﨑さんが僕のことをどう考えていたのか、実はとても気になっていました。ウェブマーケティングを数年経験されている塩﨑さんには、集客に関する方針があり、僕の仕事に対して意見をお持ちなのではないかと思っていました。

塩﨑

意見はあるにはありました。しかし、中道さんはやりたいことがある人だから、僕の意見を伝えて実行してもらうよりも、マーケットなり組織なり、現実の世界にやりたいことをぶつけてみて、跳ね返りを自分で受けたほうがよいと考えました。もちろん、中にはアドバイスをしたほうがよい人もいますが、中道さんはあまりいらない人ですよね。

中道

ありがとうございます。入社1年目と2年目に経験した自分に対する育成方針が、いまの自分の部下の育成方針にも影響を与えています。部下に対して、まずは考えた通りにやらせてみようという心境になっています。一方で、部下が抱え込みがちな、周辺の事務作業を減らしてあげて、集中すべきことに集中できる環境を作ってあげることが自分の仕事かな、と。

起業と事業、社会へのインパクト。真剣に市場と世界を考える人たちと、有意義な議論を。

塩﨑

中道さんが大学生のときには「起業をしたい」という気持ちがあったと聞いていました。いまは、どうですか?

中道

はい、企業に就職をするのではなく、学生時代に起業を通じてやりたいことをする、という選択肢もありました。起業から就職にシフトしたきっかけは、ベルギー留学中に力を入れていたチャリティ活動です。イベントの主催者として1,000人程度を集客し、ある程度の成功を収めました。しかし、継続的に、より大きく社会に貢献していくために、インパクトを出す方法をまずは学びたいという結論になり、就職を決めました。

塩﨑

さまざまな選択肢がある中で、なぜエス・エム・エスを就職先に選んだのでしょうか?

中道

エス・エム・エスは「経営者をつくる」という育成コンセプトを掲げて、これまでに数十のビジネスを作り上げてきており、将来的に起業をしてやりたいことをするための能力を身につけるのにピッタリの場所だと考えたからです。

塩﨑

実際にエス・エム・エスに就職し、2年以上仕事をしている現在も、起業をしたいという気持ちは変わりませんか?

中道

いえ。大学生のときには、起業やお金儲けにとても興味がありました。しかし、エス・エム・エスでしばらく働くと、お金儲けしてもしょうがないな……と思うようになってしまいました。それが悲しいとか、丸くなってしまったなという気持ちもあまりないんです。

塩﨑

なぜだと思いますか?

中道

自分で事業をやってちょっと儲けたくらいだと、金額も低く、社会に対するインパクトがあまり出せません。一方で、高齢社会に対して、エス・エム・エスでしか成し遂げられないようなことがたくさんあります。「エス・エム・エスで〇〇という事業をすると△△とつながり、□□な世界が広がることで社会を変えられる」というような議論を、皆さんと一緒になってやれることに、いま、すごくワクワクしています。

ビジネスで結果を出していくと視座が高まる、という話は聞いていたのですが、本当にそうなってきている実感があって、驚いています。

塩﨑

社会課題を解決したい欲求が、自分の価値観のコアな部分に入ってきますよね。

抽象度の高い仕事をする力。戦略、人材、オペレーションの経営プロセスを、1年目から。

塩﨑

中道さんは学生のころから友人も多く、他社に新卒社員として入社した人たちとお話しする機会が最近でもあると思います。友人とご自身を比べると、どういった印象を受けますか?

中道

新卒入社してすぐの段階から、戦略、人材、オペレーションという経営プロセスを自分で組み立て、推進して行くという点で、明らかにエス・エム・エスの方が楽しいと思います。責任も大きいのですが(笑)。固まった枠の中で決まった数字を追いかけたり、組織の人間関係などで考えたり悩んだりしている友人がけっこういます。本当にもったいないなと思います。

塩﨑

確かに、社員全員に経営プロセスを求めるというのは、ほかの会社ではなかなかないですよね。

中道

唯一無二というくらいに思っています。

塩﨑

中道さんのいうとおり、1年目から経営プロセスを実践していくことで、きちんと蓄積されるスキルを得られます。それは、ほかの業界でも使える、応用の利くスキルを身につけている、ということだと考えます。戦略を立てたり、人を採用したり育成したり、オペレーションを構築したり。抽象度の高い仕事をこなしていくための、とても重要な力がつきますよね。

実際に、1年目から比べると、広告宣伝費もすごく使いますし、チームメンバーも増えましたね。

中道

広告宣伝費は、1年目ですでに数億円を使う権限がありましたが、いまではさらに増えました。4、5名だったチームメンバーも、2年目にコールセンターのメンバーを含めると合計50名くらいになりました。

塩﨑

当たり前のように聞こえますが、実は結構、すごいことですよね。

中道

そうですね。エス・エム・エスでは、新卒社員でも、入社1年目から経営プロセスを自分で動かしていくことが求められます。たとえば、あるべき組織の姿を自ら描いて、自分の権限で求める人材の採用を行えることもよいことだと思います。ほかの会社では、まずありえないですよね。

必要な人材。自走力。誠実さ。自分からチャンスを取りにいく、前向きな姿勢。

中道

僕が目の前にいて、いいづらいかもしれないのですが(笑)。塩﨑さんはどのような人に入社して欲しいですか?

塩﨑

自走できる人、自分で考えながら走れる人がよいと思います。待っていてもチャンスが与えられるわけではないので、受身の人にはつらい会社かもしれません。自分で役割を広げようと考えて、その機会を自ら取りにいける人が合っています。その点で、好奇心が強い人がよい気がします。

中道

新規事業だけでなく、10年くらい継続している事業の中でも、機会を取りにいけますね。実際に僕もそうでした。

塩﨑

そうですね。見る人によっては変えていけるところがたくさんあるし、時代に応じて課題も変わってくるので、どのような事業にも多くの余地があるといえます。また、視座を高めたり、戦略的に考えられるようになれば、さらに多くの課題が見えるようになります。それと同時に、限られた時間の中で何を解決すべきか、優先度をつけて実行することもセットで考えることになり、自然と力がつきます。

ところで、中道さんはどのような人に来てもらいたいと思いますか?

中道

僕が人材に対して重要視している価値観は、誠実さがあるかどうかです。当社のようにあえて余地を残しながら事業を推進していく組織において、個人の誠実さは、防波堤のように機能していると考えています。誠実さのおかげで悪さをしようとする人もいないし、ある程度オープンな環境で事業について話すことができます。

塩﨑

自分自身を振り返って、成長するために大切なことはありますか?

中道

「素直である」≒「謙虚である」≒「自己認識が現在の自分のレベルと合っている」。こういう人はエス・エム・エスでとても成長できます。僕もこれまでに多くの機会を与えられてきました。1年目から予算を数億円使えたり、2年目で50人程度の組織を任せられたり、といった機会です。与えられる機会が多く大きいほど、頻繁に大きな意思決定をする必要があり、自分の意思決定の結果を受け止める機会も増えます。謙虚であればあるほど多くを吸収でき、どんどん成長できると思うんです。

塩﨑

たしかに「素直さ」や「謙虚さ」は、とても大切ですね。

中道

はい、そう思います。働く動機としては、どのようなものがあったほうがよいと思いますか?

塩﨑

お金持ちになりたいとか、モテたいとか、もちろんエス・エム・エスの事業領域で貢献したいなど何でもよいので、働く上での「動機」が強い人がよいと思います。いま、社会全体を見渡したときに、人生や社会について考えさせられる出来事が多く起きていることが関係しているかもしれませんが、学生たちの中で、社会貢献という軸が強くなっている気がします。

ただ、最初から社会貢献の軸はなくてもよいかな、と。足元のスキルや能力を固めて、経験を積んでいけば、視座は勝手に高まります。役割が広がれば、必然的に社会貢献性を考えなくてはならなくなるので、最初からその軸が強くなくてもよいのかなと思っています。

─── 最後に、塩﨑さんから中道さんへのメッセージを。

塩﨑

エス・エム・エスは、次世代の経営層を育成するのが大きな課題です。その点で、新卒社員への期待が大きいんです。

中道さんには、早くこの会社の経営層になってほしいですね。

中道

エス・エム・エスって、本気で経営層を育てようとしていますよね(笑)。がんばります!

03-6721-2408

人材開発本部 採用グループ

このたびは、株式会社エス・エム・エスに興味をお持ちいただき、ありがとうございます。
みなさまにお会いできること、心より楽しみにしています。